2015年2月27日に販売された初回生産分「Pepper(ペッパー)」と、
同年6月20日に販売された一般向け「Pepper(ペッパー)」の性能を比較しました。
タブレット
- タッチの反応速度向上
- レスポンス速度向上
- 描画速度向上
- 解像度等向上
総評:実用的なレベルに向上している。
ダイアログ(会話機能)
- 返答速度向上
- 音声認識精度向上(若干)
- 音声認識速度向上
総評:音声認識精度はそれほど上がっていないように感じるが、返答速度はとても速い。
アプリケーション・コレグラフ
- アプリケーション転送速度向上
- レスポンス速度の向上
- 基礎アプリケーションの増加
総評:アプリケーションごとの移行が非常にスムーズになっている。
ハード面
- Pepper正面足元に新たな赤外線センサーが付随。
- かなり近く(10~30cm以内)に障害物があっても停止しなくなった。
各種機能関連
- 顔認識機能(確認中)
※自己位置認識機能に関しては精度の向上は見られなかった。
その他
- Pepper内にあるアプリケーションの一部(シナリオ等)を改変することが可能
- アプリケーションをファイル群としてペッパー内に配置することができるが、実行はできない。
まとめ
専攻モデル所有者として気になる点を、所感ではありますが比較しました。
その他、人の顔を追う動きがスムーズになった、よく回るようになった(その場でぐるっと)など特に重要でない差異が見られましたが、本稿では割愛させていただきます。